モデルルームのチェックポイント:家具の寸法や動線のチェックが重要。
未完成マンションの場合、販売センターの中に特定の間取りのモデルルームが設置されている。
モデルルームでのチェックポイントを考えてみる。
基本的にはモデルルームは、間取りや設備、仕様などは実物と同じようにつくられている。
しかし自分の希望する住戸の間取りがある可能性はあまり高くないと思ってよい。
しかし、同じマンションであるので、サイズは共通する部分が多い、チェックのポイントは、置いてある家具類に気をとられないことである。
少し小ぶりな家具を置いて部屋を広く見せる演出をする場合が多いからである。
このような縮尺がおかしい家具類は、自分達が生活するシーンをイメージする際に妨げになる。
前もって自分が設置する予定の家具の寸法を測って置き、モデルルームで比較するのがよい。
そのためにもメジャーの持参がおススメである。
また寸法と合わせて家族の動線もチェックしておきたい。
特に家にいる時間が長い主婦の動線は、キッチン周りを中心にして綿密にしておきたい。
・冷蔵庫の置き場所は調理作業がしやすいか。
・キッチンからLDや洗面室(洗濯機置き場) への移動はスムーズか。
・好みの問題ではあるが、キッチンが対面式かどうか。
他にも、片付けるのが苦手な主婦の場合には、来訪客時にキッチンを見られない構造になっているかも気をつけておきたい。
あまり見られたくない人は、LD との位置関係にも注意する。
マンションの間取りは、3LDKが基本ではあるが、異性の兄弟姉妹がいるときは、子ども部屋が2つ以上必要になると考えておいた方がよい。
もし洋室2つを子どもに占領されたと想定すると、大人には和室しか残されていないということも。
広い洋室を可動式の収納で仕切れるタイプもあるので、こちらも検討をしておくとよい。
しかし、そうでない場合は4LDK の間取りを選んだほうが無難といえる。
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どれくらいの広さ、間取りが十分か。
最近のマンションは、専有面積が広くなる傾向がある。
都心部でも70㎡台の物件が珍しくない。
更に郊外に行くと80㎡以上のマンションが比較的手の届きやすい価格となっている。
買う人の永住志向も高まっているので、4人家族で住むなら75㎡以上の住戸が望ましい。
仮に75㎡の住戸とした場合、それぞれのスペース(部屋)はどれくらいの広さがあれば十分といえるだろうか。
◆LDKについて。
ダイニングテーブルのほかにソファやテレビなどが置かれる。
最低でも10畳、できれば12畳以上は欲しい。
◆洋室について。
子ども部屋なら6畳以上、夫婦の主寝室は8畳以上で十分と思われる。
このような部屋の形は、正方形よりも長方形のほうが家具を配置しやすいのでおススメである。
ただしマンションがラーメン構造の場合は、柱や梁が出っ張ってじゃまになることもあるので注意が必要。
柱の位置と違って、梁は間取り図には書いてないことが多い、モデルルームにメジャーを持参して測ってみるのが一番手っ取りはやい。
◆天井の高さについて
天井の高さは間取り図では把握できない。
こちらはモデルルームでも自分で測るのはむずかしいので、販売会社の担当者に確認する。
天井の高さについては、公庫の最低基準は天井高230cm以上は最低満たしておきたい。
LDや洋室は240cm以上が標準なのも覚えておきたい。
理想は250cm以上、これならゆったりした気分が味わえる。
◆階高について
天井高については、ついでに「階高」も販売会社に確認しておくのがよい。
階高とは床の表面から上の階の床の表面までの高さのことで遮音性を知る目安にもなる。
階高が高いと遮音性の高い「二重床・二重天井」にしたり、水回りの段差をなくす等のプランも可能。
階高が300cm以上あれば「高い」部類に入る。
◆部屋数について
部屋数は3人家族なら3L DKで十分、しかし4人家族なら4LD Kは欲しい。
特に子どもは成長と共に個室を望むケー スが多い。
3LDK だと和室を夫婦の寝室にするなどの対応がまっている。
2人の子どもが同姓なら広めの洋室を二つに区切るなども可能である。
マンションのバルコニーは奥行が2m以上あるとガーデニングが楽しめるこの記事の引用は、リンクだけ下さればご自由に使ってください 他のサイトでもご自由にこの記事の内容を使ってください。 でもこのページへのリンクはしてくださいね。(nofollow無しで)
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